#FilmIsNotDead
てハッシュタグ知っていますか?インスタグラムで海外を中心に広がったのですが、投稿主を見て見るとSNSの性質もあってか若者が沢山フィルムで撮った写真をアップしています。
私の誰も見ていないインスタもフィルムの#をつけるといいねが沢山もらえます。
共感してくれてるのでしょうか。
デジタル世代である若者が"アナログ”の代表でもあるようなフィルムカメラを使い写真を撮る。
日本だけでなく世界中の若者たちがフィルムカメラに手を出している。
世界中といっても若者全員ではないですけど。
でも、携帯のアプリでもフィルムみたいなフィルターをかける事が出来る物だったりチェキみたいに撮ってから時間が立たないと写真が見えない様なアプリがあるんです。
しかも、ターゲットは若者に向けて
これって何故なんでしょうか。
上手く説明出来ないんですけど SEKIROていうビデオゲームをしている時にふと思いました。
SEKIROはゲーム自体が難しくとにかく何回も何回も死ぬことから死にゲーとも呼ばれています。
でも難しいからこそ、攻略した時の喜びがあるんです。ビデオゲームは自分自身でプレイして、クリアをしないといけない為、何回も同じ面のステージに挑みます。
これってフィルムカメラにも通じる部分があるのかなーて。フィルムは撮り直しが出来ませんよね。1枚1枚ちゃんと考えて撮らないと自分の望むような写真や向上は望めません。
現像して”いい写真が撮れた!”と思うようになってくると達成感がありますし、何よりビデオゲームの様に結果が目に見えて分かりますよね。
こうした部分が若者を惹きつけるのかなーて。
自身も半年前にフィルムカメラに出会い、現在進行形でハマっています。
そんなに若くはありませんが、若者の区分には入る年齢です。
自身の経験から話すと、フィルムカメラの様なアナログで行うのプロセスをあまり経験してこなかったからというのもあるかなと思います。
今の世の中めんどくさい過程を省いて結果に辿り着きやすくする為にデジタルに変わっていったって部分もあるじゃないですか。(あんまりここは掘り下げませんけど)
でもそこを経験するからこそ若者にとって新鮮味があっていいのかなーて。
和紙と普通の紙だったら和紙の方が手間もかかるし大変ですよね。
でも和紙の質感やタッチは変えられないものですし、何より和紙を作るというプロセスにも意味があると思うんですよね。
作る大変さを知ることによって、今風に言うと結果に対して”コミット”出来る。
と思うんですけどどうでしょうか。
SNSでフィルムの写真を見れるのはアナログとデジタルの素敵な融合だと思っているので僕は好きですよ。